どうも、名古屋を中心に活動しております、似顔絵イラストレーターの群馬くんです!
本日は、似顔絵師あだっちさんの画材をご紹介します!
似顔絵師あだっちさんは、もともと東京の似顔絵会社「星の子プロダクション」に所属していた似顔絵師さんです!
元気なお姉さん
星の子プロダクションはとても大きく、有名な会社です!
2年ほど所属して、実家の愛知県に戻って、OL兼似顔絵師として活動されているそうです。
なので、あだっちさんは星の子プロダクションの似顔絵の描き方です。
やはり似顔絵の描き方は、地域や会社によって、絵柄も変わってきます。
もちろん決まりはないと思いますが、先輩に教えてもらう段階で、どうしても似通ってしまうものです。
星の子プロダクションさんの特徴としては、シンプルにアニメのような可愛い似顔絵。
僕のもともと居た「お絵かき隊」の描き方は、しっかり似せて少しリアル目な可愛い絵、という感じです。
そして星の子プロダクションさんは色紙が奉書です。(画仙かもしれません)
色紙には、大まかに3種類あります。
1、サイン色紙
僕が今使っている色紙。
表面がツルツル、まさにサインをキュキュって描きやすい色紙です。
水をあまり吸わない、絵の具の乗りは悪いが、表面が破けることはないので、重ね塗り可能。
ツルツルで乾いた状態だと水を弾くので、水引きして、湿らせてから出ないと色を塗るのは難しいです。
頑張って厚塗りしないと薄い感じになります。
2、画仙色紙
表面がザラザラ、滲みやすいが、多少の重ね塗り可能。
3、奉書色紙
表面はツルツル、だけど滲みやすい、表面が弱いので、重ね塗りはあまりできない。
僕はサイン色紙しか使っていないので、正直画仙と奉書の違いがあまりわかりません・・
しかも画仙と奉書って、製造された会社によって、全然質が違うので、画仙だからどうのこうの、奉書だからどうのこうのって、あまり関係ないかもしれません。サイン色紙に関しては、どれも質は同じだと思います。
なので、どの色紙が良いのか、というよりも「どこから色紙を買っているのか」が重要です(*_*)
頑張って色々買って試してみるのもいいですが、一番早いのは、知り合いの似顔絵師さんに教えてもらうのが一番です!企業秘密かもしれませんが^_^;
作家さんはそれぞれ質の良い色紙を探し求め、情報交換したりもします。
色紙の種類によって、似顔絵に使う画材も変わってきます。
説明長くなりましたが、つまりあだっちさんの色紙は画仙か奉書です^_^;
とても水を吸い込み、重ねて2度塗りなどすると、ボロボロになります。
なので一定の濃さの大量の絵の具を使い、一発で色ぬりするようなイメージです。
ということで、それを踏まえ、これがあだっちさんの似顔絵画材です!
ジャジャーン
1、服や背景用のカラフルなパレット
2、髪の毛、肌用のパレット
3、水で薄めた肌色の入ったビン(そのまま塗る用)
4、その他、筆とコピック、クレヨンなど
一番重要なポイントがこれでしょう。
すでに水で溶いてある肌色の瓶!
わざわざ何の絵の具を使っているのか教えてくれました。
一番左から、
1、ジョーンブリヤンNo.1
2、ジョーンブリヤンNo.2
3、シェルピンク
4、謎の赤(ほぼ使わないようです^_^;、めでたい背景の時だけ使用するとのこと)
なぜ肌色だけ溶いて大量に作ってあるのか!
それは、色紙が奉書だからです。
2度塗りすると表面がボロボロになるので、一度に大量に塗る必要があります。それには、いちいち水で溶いて居ては、間に合わないのです。
一発で塗る、というイメージです。
絵の具の消費量は半端ないらしいですが、奉書はちゃんと色が乗るので、発色はとても綺麗です。
それに比べ、サイン色紙は色の乗りが悪いので、少し薄い感じになりがちです。
でもサイン色紙の方が画面上で絵の具を塗り重ねることが可能なので、立体感が出やすいメリットがあります。
メリットデメリット、色々ありますが、僕も奉書に挑戦してみたいと思います!
そして何気に筆も重要です。
星の子プロダクションの似顔絵師さんはみんなこれを使ってる印象、
1本3000円くらいする結構いい筆のようです!
一度に大量の絵の具を使うため、水含みの良い筆が重要になります。
そのほか、コピックなど
E49というのは、主線に使っているちょっと茶色のコピックです。
主線は黒ではなく、茶色にすることで、柔らかい印象の絵になります。
他の色は、服の模様などに使うようです。
以上です!
似顔絵師あだっちさんの似顔絵画材を色々と紹介させていただきました。
人によって、全然描き方が違います。
僕も参考にさせていただいて、日々進化していきたいと思います。
ありがとうございました!
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