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どうも、名古屋を中心に活動しております。
似顔絵イラストレーターの群馬くんです!
群馬くんの似顔絵描き方講座!「加藤諒さんを描いてみた」その2!
分けるつもりはなかったのですが、内容が多すぎて、編集画面が落ちてしまうので、
記事を分けました!その3にならなければ良いですが・・
引き続き、こちらの動画解説を続けます。
群馬くんの似顔絵描き方講座!「加藤諒さんを描いてみた」その2!
7、頭、体、背景を描いてペン入れ完了!
髪の毛って難しいですよね、色を入れるので、ペン入れの段階では、髪の流れがわかれば大丈夫です。
全部線で塗る必要はありません。
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8、下書きを綺麗に消す!
下書きは消してしまうものなので、鉛筆はB以上がオススメです。
柔らかい鉛筆で優しく描いてあげましょう。
そして、普通の消しゴムではなく練り消しがオススメです。
練り消しは消しカスが出ませんし、広い範囲を消すことができます。
ですが、強く描いた線は消しづらいので、優しく描きましょう。
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9、水を塗ります!
そのまま色を乗せるのではなくて、先に水を色紙に染み込ませておきます。
それから色を乗せると、色が広がり、綺麗なグラデーションが作れます。
しかしこれは紙質によってできないことがあります。
画用紙と、ツルツルなサイン色紙の場合にはこの技法がオススメですが、
色紙でも、奉書と言われる色紙は、とても水を吸うので、下地に水を塗るこの方法ではうまくいきません。
ちなみに今までは
顔だけ水塗り→色ぬり、背景だけ水塗り→色ぬり・・
など、塗る範囲だけに水塗りをしては色ぬり、と描いていましたが、このサイン色紙の場合、全体に一度水ぬりをして、色を乗せた方が、とても早く描けることに気付き、今ではこうして描いています。
水の渇き具合によるので、これは描く紙質によってかなり変わってきます。
初心者の方は、部分部分で水の下塗りをして、ちょっとずつ仕上げていく方が良いかもしれません。
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10、顔に色を乗せていきます。
この色は、ホルベインの透明水彩、ジョーンブリアン(ナンバー2)
肌色として良く使います。
安いペンテルの肌色でも全然OKです!
ペンテルは不透明水彩で、ペン入れの線が消えやすいのが難点。
でも透明水彩でも、白系が入ってる色は濁っていてペン入れの線が消えるので、
肌色に関してはどちらでもあまり変わりません!
鼻や、ほっぺた、おでこなど、光が当たる、出っ張っているところは、紙の白を残して塗ります。
そうすると、光ってる感が出ます。
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11、次にほっぺたの赤みを塗ります。
ほっぺたを塗ってから、他の部分の影にも使います。
この色は ホルベインの透明水彩 バーミリオンヒュー
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12、さらに濃い影を入れます。
この色はホルベインの透明水彩 ライトレッドです。
ライトレッドは少し赤みがかった茶色なイメージで、濃く使えば茶色、薄く塗れば肌色になります。
ジョーンブリアンとは違って、透き通った色なので、主線を消すようなことはないので、うまく描けば
ライトレッドの濃淡だけで、顔を塗ることもできます。
ですが、濃淡だけで表現するのは結構難しく、上級者向けです。
僕もできないことはないですが、ジョーンブリアンでしっかり塗った方が、発色がしっかりしている気がして
好きです。
なので、女性や、色白の人はジョーンブリアン、男性や、日焼けされた方はライトレッド多め、など、
混ぜたりもしながら、使い分けてます。
加藤諒さんは結構色白な印象だったので、ジョーンブリアンメインの色ぬりです。
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13、手と耳と首あたりの塗りも完了!
耳や手、首など、小さい面は最後に影で使ったライトレッドの残りで塗っちゃいます。
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14、背景を塗ってく!
背景の色ぬりも人それぞれですが、僕のいつもの塗りはこんな感じです。
まず一色で塗っちゃいます。今回はイエロー
これはボルベインんでもペンテルでもどちらでも良いです。
主線が消えて困るのは、主に顔の中なので、その他は透明水彩でも、不透明水彩でもあまり変わりません。
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15、背景、2色目を塗っていく
したからピンクを塗り重ねて、グラデーションにしていきます。
黄色とピンクが混ざると、オレンジになります。
グラデーションのパターンを自分で研究してみると面白いです!
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16、髪の毛を塗ってきます!
まずは、ちょっと薄めの色で全体に塗っちゃいます。
(水の下塗りなイメージ)
ちょっと茶色を混ぜとくと、温かみのある髪の色になります。
ちなみに黒はホルベインの真っ黒のやつ(アイボリーブラック)
正直黒なんかはどんな種類だって構いません。
僕は結構ペンテルの水彩がオススメです!
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17、次にさらに濃い黒で影を入れていきます。
なんとかく光が当たるところと、髪の毛の流れを意識しながら影を入れていきます。
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18、髪の毛の次は服!
服の影には青をよく使います。
黒だと汚れた感じになってしまいますので、青がベスト
ちょっとピンクを入れると、ムラサキっぽくなって綺麗な影になります。
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19、塗り完成!
唇の塗りも忘れずに!
ちなみに唇もほっぺと同じ色のバーミリオンヒューをよく使います。
口紅の種類によっては、オペラやピンクなども使います。
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20、ポスカの白でハイライト!
ほっぺや鼻、唇、髪の毛、背景などを、ポスカの白でキラキラさせましょう!
ハイライトが入ると、結構絵が輝きます!
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21、完成!
長かったですね・・
実際にはのんびりと20分くらいで描きました。
イオンなどの営業現場やイベントで描く場合には10分〜15分で1名様をお描きします!
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似顔絵の描き方って特に決まりはありません、
これは僕の描き方であって、何が正しいということはありません。
こんな描き方もあるんだ!と、参考にしていただけたら幸いです。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後も役に立つ動画や記事を更新していきたいと思います(^ ^)
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まじ勉強になりました
いやいや、プロの方ですやん・・
でもみんな描き方違うから面白いですよね、黒木さんの動画も楽しみにしてます!
ほっぺたの赤みを入れたあたりからすごい立体感が出てきてビックリした。イイね!
ありがとうございます!
だんだん濃い色を入れて立体感つけてくです!
水ぬりや、色の使い方諸々面白いですねー。
これからの年賀状のお絵かきなんかにも使えそうですね!
1年位経ったらまた違う描き方をしてるんですかね(^o^)
ディーぽれさんありがとうございす!
描き方ってあんまり変わらないですね・・
本来はもっと進化していかなければならないので、日々精進していきます!
九州で活動しています。
いつも参考にしていて、毎回、感心しています。
ゆーすけさんも!
ありがとうございます!!
嬉しいです!m(_ _)m
僕より嫁の方がうまいので、ぜひブログ見てあげてください笑
お名前はわかりませんが、どこかの大会などでお会いできること楽しみにしてます!